お金のことだから気になるなー。
結論から言うと、他の仕事より稼げる可能性があります。
ここでは保険営業が、稼げる可能性がある理由についてお伝えします。
この記事を読むと、以下の点がわかります。
- 保険営業の平均給料
- 保険営業の給料の仕組み
- 給料に対する現役社員の本音
「この記事を書いた人」
保険営業の、酸いも甘いも知っています。
保険営業の給料
保険営業は本当に稼げるのか?
ちゃんと頑張れば、他の仕事より稼げると私は思ってます。
その理由も、説明していきます。
まずは、平均年収を確認して見ましょう。
保険営業の平均年収
まずは、データに基づいた保険営業の平均年収をお伝えします。
厚生労働省が実施している『令和元年 賃金構造基本統計調査』では、保険営業の平均年収は、男性が462万円、女性が281万円となっています。
参考:令和元年 賃金構造基本統計調査 結果の概況|厚生労働省
この調査は平均なので、会社や年齢、成績によっても変わってきます。
そのため、これだけ見ると稼げるとは思えませんよね。
なぜ稼げるかは、保険営業の給料の仕組みが関係しています。
次は大事な給料の仕組みについてです。
保険営業の給料の仕組み
保険営業の給料の仕組みは、ちょっと特殊です。
会社員の方は、給料というと「基本給」+「ボーナス」のことが一般的ですよね。
保険営業は、「基本給」+「インセンティブ」+「ボーナス」があります。
他社との違いが、このインセンティブです。
インセンティブってなに?
インセンティブは、頑張った分だけ給料を、プラスで渡しますってことです。
そのため保険営業は、保険の契約を取ってくれば、基本給とは別でお金が貰えるということになります。
保険契約が取れると、給料にわりとすぐ反映します。
会社にもよりますが、保険の契約が成立した次の月には入金されます。
あなたの頑張りが、すぐ給料に反映されるのは、やりがいがありますね。
保険会社別の給料パターン
会社によっては、先ほどの給料パターンだけではありません。
- 「基本給」+「インセンティブ」+「ボーナス」
- 「インセンティブのみ」
- 「基本給が年で減額」+「インセンティブ」
先ほどのパターンだけではなく、インセンティブのみって会社もあります。
外資系に多く、「フルコミッション」と言われます。
基本給がない代わりに、保険契約のインセンティブの割合が多くもらえます。
また、基本給が年々減っていく会社もあります。
最初の3年間は基本給が出ますが、それ以降はインセンティブのみになるパターンです。
これらの給料形態は、会社によって変わるのでよく調べることをオススメします。
給料を返すことも・・・
保険営業で怖い点は、インセンティブを返さなくてはいけない時があります。
それは保険契約をしてくれた方が、会社で決まっている期限内に解約してしまった時です。
保険契約が短ければ全額。1年だったら半額。2年経てばやめられても返納なしなどの会社規定があります。
仮に1件20万の保険契約をすぐやめられてしまうと、それがまるまる給料から引かれてしまします。
1年でやめられたら10万と、このようなことがおこりえます。
そのため、保険契約を取ったからオッケーってわけではありません。
保険営業での仕事は保険の獲得以外に、保全活動(アフターフォロー)するのも、大事ということですね。
保全活動を大事にしていると、お客様から信頼され、また保険契約につながる可能性もあります。
現役社員の本音
ここでは現役社員の私から、保険営業の給料について本音で伝えておきたいことを書きました。
ぜひ、あなたのためになれば幸いです。
稼げれば青天井
保険営業の仕事は、調べるとかなりきついことが書かれています。
たしかに、離職率が高いのは事実です。
ただ、しっかりとした営業を身に着ければ、稼ぐこともできるのも本当です。
そして、稼ぎが青天井。
例えば、普通の会社で稼ぐとなると、偉くなるか残業するかしかありません。
残業には限度がありますし、偉くなるのにも時間がかかりますよね。
しかし、保険営業では、1年目で年収1,000万円ってこともあり得ます。
私の場合は、いいとこ3年目で700万が最高ですが…。
それでも、20代の平均年収に比べると多くもらえてました。そして頑張った分だけ、自分にお金ですぐに返ってくるのは嬉しいです。
給料明細を見るのが楽しみになりますよ!
なので現在、こういう待遇の人は、保険営業に向いてる気がします。
- 何もしてない人が、給料高くてモヤモヤしてる
- 働いた分は、正当に評価してほしい
- 残業した分、給料が支払われない
保険営業では、頑張った人にはお金で支払われます。
そして、評価も比例して高くなります。
そのため周りに影響されず、たくさん稼ぎたい人にとっては天職ですね。
お金が全てではないですが、頑張りがすぐ給料に反映されるのは嬉しいですよ。
基本給は大事!
基本給はあるに越したことないです!
- 調子が悪く、保険契約を取れなくなった
- 会社の問題や経済の問題
- 謎のウィルスの影響で保険契約が取れなくなってしまった etc.
こういった時に基本給が無いと、かなりきついです。
正直、生活できなくなる可能性があります。
そのため、保険営業で働いてる身としては、基本給がある会社をオススメします。
例えインセンティブが低くても、定期的に必ず貰えるお金がある!ということは心に余裕を与えます。
心に余裕がある人の方が、保険契約も取ってこられます。
自分の生活であたふたしている人が、他の誰かの生活を考えるのは難しいからです。
そのため保険営業を長く続けたい方は、基本給が残る仕組みの保険会社がいいですね。
まとめ
まとめるとこんな感じです!
- 保険営業は給料が特殊
- 保険会社によって違うので注意!
- 頑張ったら給料にしっかり反映
- 正直、基本給はあったほうがいい
保険営業は頑張った分だけ、給料に返ってきます。
私がはじめて保険営業で、インセンティブを貰った時は感動しました。
次の月もやるぞ!
と単純なので、そのまま今に至ってます。
今あなたが会社の給料に不満があったり、頑張っても手柄を取られたりしてる人なら、保険営業で成果を出せる可能性が高いです。
大変な面もありますが、個人で好きなように動けるのは保険営業のいい点です。
給料面で悩んでる方は、保険営業をぜひ検討してみるのもいいかもしれませんね。